退勤する際、いつも通る駐輪場。
ちょうどそのころ、アルバイト帰りの学生達に会うこともしばしばあります。
昨夕のこと…。
真っ暗な先から「せんせ~い!さようなら~。」と元気な声。
Aクラスの学生でした。
いつものように「さようなら!」「お疲れ様!」と声をかけ、帰路につきました。
何気ない、単なる挨拶の一幕。
それなのに、胸がキューっと締めつけられました。
当たり前の日常が、もうあと3か月で終わってしまうなんて…
2022年4月。
学生が入国できるかどうかさえ、危ぶまれた年。
心配をよそに、続々と学校を訪れるみなさん。それを喜ばしく迎え入れた年。
どうしたら、みなさんの学生生活を充実した時間にできるか、
これでいいのか、いつも問いながら懸命に走ってきました。
あれから2年。あっという間でした。
いい時間を過ごせましたか。
いい友人ができましたか。
変わらず日本を好きでいますか。
それぞれの道に進んでいきますね。
少し気が早いですが、残りの時間、
みなさんが「所沢日本語学校に来てよかった」と思えるよう、
私たちは力を尽くすのみです。
当たり前の日常‥
みんなが笑顔でいられますように…