おとなしいながらも、芯がしっかりしているTさん。
授業中の集中力には私に限らず担当の先生全員が
驚かされるほどです。
しばらく学校を休まなければならず、
体の不安に加え、孤独な日々を過ごすことは
辛かったでしょう。
担任の先生が資料を届けに行ってくれた際、
少しだけ見られた彼女の姿に思わず涙をしてしまったと。
私にできること‥
毎朝、ほんの数分、「朝ごはんを食べた?」程度の
短いメッセ―ジのやり取りでした。
仕事だから?‥いえ、単にそう割り切れるものではなく、
担任をはじめ、教務みんなは、彼女を家族のように感じ、
案じていました。
再会の日。
ひょっこり現れた彼女の優しい笑顔。
嬉しくてたまりませんでした。
そして、彼女が近寄り、ぎゅっと抱きしめてくれたとき、
言葉にできない温かなものを感じました。
また一緒に勉強できますね!
本当によかった。