「ゆっくり吸って~吐いて~」「三回ずつです!」
「はい、ありがとうございます」
掛け声に合わせて体を動かす利用者さんたち。
声の主は … Aクラスの学生でした。
いつも真面目に授業を受ける彼女。
介護の授業では、同僚とも「さすが現場に出ているだけあるね」と。
しかし、想像を遥かに超えていました。
利用者さんの前で堂々と、そして、介護職として
立派に振る舞う姿。
何故か、その姿に涙が。
この気持ちは何なのか…。
私たちは、介護現場で直接、利用者さんと関わることはありません。
彼らに日本語を、介護を学ぶ場を作ること。それだけです。
そのことが少しでも役に立てているのかな‥
何とも言えない、感情が沸いてきます。
彼らを信頼し、仕事を任せてくれる職場。
このことが何より、彼らを成長させているのでしょう。
介護現場と日本語教育。
素晴らしいコラボです。
これからも利用者さんの幸せのために‥。