休暇明け、久しぶりに教壇に立たれた非常勤の先生とのやり取り。
「ピュアで無垢すぎて、子どものようで。会話練習で、一つうまくできるとみんなで拍手したり、
誰かが間違えたところをみんなで直し、度々同じところを間違えても思わず笑ってしまう。」
「今思い出しても、涙が溢れるほど、優しい温かい気持ちになります。」
自身も久しぶりに朝の挨拶に立った日、
「あ!」と何とも言えない表情で気持ちを表してくれた多くの学生、
一生懸命、ことばの本をめくり、「先生、お久しぶりです」と
声を掛けてくれた学生。
久しぶりの授業に緊張で手が震えてしまった私に
「先生、大丈夫ですよ。」と優しく声をかけてくれた学生。
そんな学生たちを心から愛おしく感じています。
温かい気持ちを共有できること。
そんな先生がいてくださること。
この学校にとって、何よりのことだと思っています。
教えたことがなかなか定着しない、とか、レベル差が大きすぎて大変、とか。
そんなことよりも大事なことがあるはずです。
教室から戻ったら、ため息、愚痴、嘆き‥ではなく、
いいところを口にできる、そういう場所でありたいと願っています。
教育の基本は‥愛情です。