あっという間の1年でした。
コロナの影響で入国ができるのか、案じてやまなかった昨年。
無事、クラススタートができ、ほっとしたのも束の間、
そこから駆け足でここまで来ました。
2年の修了を待たずに、当法人で就職を決めた数名の学生。
その学生たちの修了式が昨日、終わりました。
一人ひとりの顔を見ながら、初めてこの学校に来たときのことを
思い出していました。
新入生代表としてスピーチすることが決まっていたフォンさん。
その原稿が眠ったまま1年以上が経過していました。
入学式での1年越しのスピーチ、そして修了式でのスピーチ、とても立派でした。
5月までに入国できなければ、もう留学を諦める、と言っていたフックさん。
「チャレンジしたら失敗するかもしれない。でも、しなければ成功もできない」と。
しっかり私たちに伝えてくれました。
ここに来られて、本当によかった。
大人しいながらも芯の強いトゥさん、イラストを描くのが好きで、
初めての授業のとき、嬉しそうに見せてくれたフンさん、
いつも誰よりも大きな声で挨拶をしてくれ、みんなが見ていないところで、
誰かのために、と行動ができるフォックさん、
自分の置かれた位置で努力を重ね、結果に繋げてきたチャムさん、
専門学校への切符を手に入れ、不安と共に期待を膨らませているヴさん。
みんな、みんな、本当によくがんばりました。
修了、心よりおめでとうございます。